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八木研究室では、組織行動と組織開発を研究しています。研究の目的は、よりよい組織のあり方を探求し、より創造的でヒューマニスティックな組織やリーダーを生み出すための知見と実用的なスキルを提供することです。現在は、特に「内省と対話」が組織と人を活性化する鍵になると考え、その実証に取り組んでいます。

八木研究室では、研究、教育、実践、これら3つの活動を全てリンクさせながら、それぞれの活動の質に深化を生み出すスタイルを重視しています。研究面では、内省と対話による人材育成や組織や地域コミュニティの開発に力を注いでいます。教育面では、学生が自ら考え、内省と対話を通じて学びを深められるようにケースメソッドとワークショップスタイルの授業を行っています。実践面では、実際に企業や地域コミュニティの発展に役立つファシリテーションや組織開発のスキルを応用した取り組みを続けています。

実践面での具体例の1つに、地域の活性化を目指して創設されたNPO法人ソーシャルベンチャーズ四国での取り組みがあります。これまでにソーシャルベンチャーズ四国では、地域の人々が対話し、内省し、未来を描く様々なワークショップを企画し、場をファシリテートしてきました。八木研究室では、実践は、知識の社会還元と新たな知の発見において極めて重要なものだと認識しています。

これからも、学内外に関わらず、同じ目的や願いを共有できる方々や経営や地域社会の問題解決に真剣に取り組んでいらっしゃる方々との交流を深め、共に学び合い、協働しながら新たな価値創造と問題解決に取り組んでまいります。

八木 陽一郎