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フューチャーカレッジin高松

もうすっかり去年の話になってしまいましたが、昨年12月18日にまちづくりのための対話型イベント「フューチャーカレッジin高松」を実施しました。こちらは高松冬のまつりの一環として丸1日かけて行われたものです。八木は高松冬のまつりを主催する実行委員会の方からご依頼を受けて、当日の企画とファシリテーションをさせて頂きました。地域のお祭りの一環としてまちづくりを目的とした対話の場が持たれたこと自体とても意義のあることだと思っています。

 

最近、香川県は「うどん県」として積極的にPRをしています。うどんはとても魅力的な地域の財産の1つですが、地域の未来を考える上でもっと大切で本質的な財産は「人」であり、人と人との「関係性」だと思います。今回のフューチャーカレッジin高松は、高松に住む私たちが自分たちの本質的な価値や素晴らしさ、そして誰もが互いを尊重し合える関係性、実現したい地域の未来について対話する、そんな場になりました。

 

具体的には、Appriciative Inquiry(AI)と呼ばれる手法を用いて、市民が互いにインタビューをしたり、そこから発見された互いの価値や素晴らしさ、未来のあり方をオブジェにしていったりしました。この他にも、ドラムサークル・ファシリテーターのTomtomさんをお招きしてドラムサークルを行ったり、学生達による高松市民へのインタビューVTRが発表されたりしました。

 

この場が本当に素晴らしかったのは、多様なバックグラウンドを持った方々が集って、普段は起こりえないような相互作用が起こり、地域の可能性が可視化されたことではないかと思います。高校生と大学生、高齢者、政治家、自治体職員、ビジネスマン、NPO職員、教育者、経営者、農家の方、マスコミ関係者、障がいのある方、無職の方、高松以外の地域から来られた方などなど、80数名の本当に多様なバックグラウンドの方々がいらっしゃいました。

 

いくつかの写真をご紹介します。

AIで互いにインタビューしている様子です。

美しい瀬戸内海が見える高松市大会議室が会場でした。

インタビューから明らかになった参加者の想いは、グループごとに何度もシェアされました。

ドラムサークルの様子(↓)。様々な楽器を用いた非言語による深い対話の時間。

皆で語り合った想いはカードとなって事前に準備した大木の絵に貼付けられました。根から幹の部分には私たちが大切にしたい価値観や想い、枝から葉にかけては実現したい未来のイメージが貼られています。なんだかとても実り豊かな感じに。

みんなで作ったオブジェ。実現したい未来のイメージを形にしてみました。

こうした場がひとつの機会となって、未来創造への新しい一歩につながるとしたら本当にうれしいことです。

今日は2011年の大震災から1年目の日。このブログは、震災でお亡くなりになった方々への祈りと地域コミュニティの大切さを改めて思いながら記しました。