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連載:内省と対話による組織開発の新潮流

生産性新聞(発行元:日本生産性本部)さんの8月5日号から5回シリーズで新しく連載を開始しました。

 

連載のタイトルは「内省と対話による組織開発の新潮流」です。

 

以下、第2回目の原稿の書き出し部分をご紹介したいと思います。

「筆者は、組織開発の核心は内省と対話ではないかと考えている。内省と対話は、人々が自分の判断を一旦保留し、互いへの敬意を持ちながら様々なアイデアや情報に対して先入観を持たずにその価値を探求する行為であり、深い相互理解と集団的な学習を促進し、内発的かつ深い変化を生み出す鍵として機能する。」

 

ご興味を持って頂ける方は是非お手に取ってご覧頂ければ幸いです。感想も大歓迎です。コチラからどうぞ。

 

生産性新聞さんは月3回刊行されているそうで、掲載されるのは以下の各号です。

【第1回】 8月 5日号

【第2回】 8月25日号

【第3回】 9月 5日号

【第4回】 9月15日号

【第5回】 9月25日号

 

なお、連載終了後は生産性新聞さんのホームページでも記事を読むことが出来るそうです。

釧路公立大学にて

釧路公立大学地域経済研究センターさんのご招待で、7月20日に「内省と対話が織りなす組織経営ー企業と地域の発展の原動力ー」と題して講演をいたしました。

 

講演といっても私が一方的にお話するのではなく、「内省と対話」の重要性と可能性について参加者の皆さんと実際に対話を通じて探求しました。

 

参加者の多くは、自治体職員や経営者、地元企業の方々、大学関係者でしたが、どの組織でも対話が不足している現状や対話をする以前の問題があるといったことなどが語られました。対話をする以前の問題とは、会議ではトップが怖くて本音を言える空気ではないといったことや、常に結論ありきの会議で異論を挟めないといったこと、あるいは自分の組織以外の方との対話は不可能に近いといった諦めの感覚などが挙げられました。

その後、参加者の皆さんとそのような状況に変化を生み出すいくつかの方向性やリーダーシップについてお話しし、1時間半の講演(ワークショップ?)はあっという間に終わりました。

 

釧路の皆様、本当に素晴らしい対話の時間をありがとうございました。

 

 

(北海道建設新聞:「互いの価値探求を」)

(釧路新聞記事:「組織運営に内省と対話を」)

対話の力ーフューチャーセッションin四国

2012年5月26日と27日の2日間,「対話の力—四国発!新たな未来を創造する」をテーマとしてフューチャーセッションin四国(主催:NPO法人ソーシャルベンチャーズ四国)を開催いたしました.当日の様子については徳島大学の吉田先生のブログFCNJさんのブログでもご紹介いただいています.

(写真:スタッフの方が手作りしてくれた看板)

 

今回のイベントは,フューチャーセンターによる企業変革の取り組みに長年従事されてこられた岩井秀樹氏、市民が対話し新しい未来を生み出す試み「京都流議定書」の仕掛人である岡村充泰氏をゲストにお招きし,組織開発と地域開発の分野で有名なボブ・スティルガー博士と八木がファシリテーターを務める形で進行されました.

 

(写真:こんな感じでサークルになって対話をスタート)

 

年齢,性別,住んでいる地域,職業など様々な違いを持つ人々が対話を深める,一見とてもシンプルなことですが,実際には意外と難しいことだったりします.地方にはまだまだ豊かな人と人との関係があるのも事実ですが,その一方で,人々は自分が普段属しているグループとは異なる人々との対話を持つ機会について十分だとは感じていない現状があります.以前,ある地元の経営者の方が私に「普段,地元の経済人と話す機会はあるけれども,そういったコミュニティには多様性が少なく,新しいアイデアや情報に関しては枯渇しがちだ」とおっしゃっていました.このことは自治体の方にも,NPOの方にも,大学人にもそれぞれ当てはまる傾向のようです.多様な違いを持つ誰もが安心して参加出来,対話を深められる場は,実は簡単に生み出せるわけではありませんが,その必要性はとても大きいものだと感じます.

(写真:ワールドカフェの様子,各テーブルにはスタッフが一輪挿しの花を用意してくれました)

 

よい場をつくり出すには,よい場を生み出そうとする意図と情熱,デザインとプロセス,場を支える人々のホスピタリティ,参加者の主体性と創造性を引き出す知恵,ファシリテーターによる傾聴と沈黙の力など,学ぶことが本当に多くあります.私自身,その学びの道程の途上にありますが,これからも多くの方々と,よい場を生み出すために探求と学びを深めていけたらと思います.これは毎回,本当に楽しい学びです.

(写真:27日のプログラム,その場の流れを大切にしたかったので細かい時間は書き込みませんでした)

 

参加者の方々からは「未来を語ることで今がワクワクすることを感じた」,「新しい一歩に具体的につながるヒントが得られた」,「四国の全ての大学をフューチャーセンターにしたい」,「傾聴と沈黙の大切さを感じた」などなど沢山の思いや気づき,今後の抱負をシェアして頂きました.

(写真:ポストイットで貼られた参加者の皆さんの気づきの一部)

 

参加してくださった多くの皆さん,そして場づくりを支える側にまわって下さった多くの皆さん,本当にありがとうございました!

(写真:当日の模様は5月26日の夜のニュース(KSB スーパーJチャンネル)でも放送されました)

ビジネス専門誌への掲載

最近のビジネス専門誌への寄稿,インタビューをまとめてみました.

 

■日経トップリーダー 「『修羅場』を5STEPで乗り越える」2012年6月号 pp.22-23.

(内容)後継者が直面する修羅場についてと内省と対話を通じてそうした修羅場を乗り越えていくための道筋についてです.

 

■人材教育 「チーム・組織の能力を引き出し企業の持続的成果を実現するヒント」2012年6月号 pp.86-91.

(内容)2012年3月13日・14日に行われた日本能率協会主催の組織開発フォーラム2012での講演と対談をまとめて頂きました.組織の未来と組織開発の関係,組織開発が何を扱うか,深い変革を可能にする内省と対話などについて語っています.対談は,日産自動車 組織開発部 本部長の清原正治さんと日本オラクル 人材組織開発部 シニアディレクター 赤津恵美子さんと.

 

■ブレーン 「共創パワーを最大化するには」 2012年7月号 pp.46-48.

(内容)テーマは,ファシリテーション型のリーダーシップについて.内省と対話を通じてチーム一人ひとりの力を活かし,多様な視点から“解”の質を高めていく工夫や自分自身が広告代理店で働いていたときの経験などを語りました.他にTRUNKデザインディレクターの桐山登士樹さん,フューチャーセンターで有名な野村恭彦さんが同じコーナーに登場されています.

■ビジネス香川 BKセミナー 「組織変革のマネジメント 企業文化の影響力②」2012年5月17日更新

■ビジネス香川 BKセミナー 「組織変革のマネジメント 企業文化の影響力①」2012年5月3日更新

組織変革のマネジメント

今月から4回にわたってビジネス香川さんに「組織変革のマネジメント」というタイトルで寄稿します.今回の寄稿は,ビジネス香川さんに香川大学ビジネススクールの教員が持ち回りで執筆している「目からうろこ!BK seminar」というコーナーです.

 

第1回目は「企業文化の影響力(前編)」がサブタイトルで,目に見えにくく影響力の大きい企業文化について取り上げています.

 

ネットでも読めるようになっていますのでご関心のある方はリンクをクリックして是非ご覧下さい.

every.フライデー

お友達の西日本放送Mさんからのご依頼で、この4月からニュース情報番組「every.フライデー(毎週金曜日15:50〜16:55)」のコメンテーターをしております。




こちらの番組の放送エリアは岡山・香川です。

かなり慣れないことをしておりますが、面白そうなことにはついつい手を出してみたくなる生まれ持っての好奇心からお引き受けした次第です。生放送なので緊張しますが、現場の雰囲気はとっても元気で明るく、毎回時間があっという間に過ぎます。アナウンサーの鴨居真理子さん、荻野仁美さんをはじめ、スタッフの方々は温かくて学ぶことが多いです。

ご覧になる機会がありましたら、是非ご感想などお聞かせ下さい。→コチラから

ソーシャルベンチャーズ四国「四国ソーシャルチェンジラボ」開催!

5月22日(土)に、いよいよソーシャルベンチャーズ四国(SV四国)初のオープンイベントを開催します!

名づけて「第1回 四国ソーシャルチェンジラボ 〜四国をおもしろくしたい人と おもしろく語り合いたい〜」です。

まだまだ申し込めます!急なご案内になって恐縮ですが、是非ご参加ください。

概要は次の通りです。

・日 時: 2010年5月22日(土) 11時00分~16時30分

 

・会 場: 玉藻公園内 披雲閣大書院   (香川県高松市玉藻町2番1号)
玉藻公園ホームページ

※駐車場に限りがありますので、なるべく公共の交通機関をご利用ください。
会場周辺の駐車

・定員:100名 (参加費無料)

※玉藻公園の入園料¥200円は各人にてお支払い下さい

※事前準備のため、参加申込みをお願いします

申し込みはこちらから 申込フォーム

※なお、プレゼン展示ブースをご用意しますので、ご自身の活動を紹介されたい方は、事前にお申込みください

【内 容】

 

10:30~ 受付開始
11:00~ オープニング/開会挨拶及びSV四国の設立の紹介とご案内
What’s Social Change Lab?
11:45~ ワールドカフェ part1
12:15~ 【昼食(軽食を準備いたします)・プレゼン展示・自由交流】
13:00~ 基調講演 【井上 英之氏】 慶応義塾大学総合政策学部専任講師
ソーシャルベンチャー・パートナーズ(SVP)東京代表
経歴: http://social.sfc.keio.ac.jp/hideyuki-inoue.html
14:40~ ワールドカフェ part2
~16:30 閉会挨拶

[会場移動]

17:30~19:30 懇親会/ウェルカムパーティー(参加費4,000円程度)

・主 催: ソーシャルベンチャーズ四国

・後 援: 香川県、高松市、NHK高松放送局

 

ご参加をお待ちしてます♪

四国の社会起業家と協働/四国新聞

本日(2010.4.21)の四国新聞に,ソーシャルベンチャーズ四国(SVS)に関するインタビュー記事「四国の社会起業家と協働」をご掲載いただきました.

SVSの活動をはじめてから1年ほどになります.いつの間にか素晴らしい仲間が増え,ネットワークが広がりつつあります.多くの方々から沢山のご支援やご協力を頂いていることに心から感謝申し上げます.そしてこれからも是非多くの方々にご関心を持って頂き,一緒に地域を元気にしていければとうれしいなと思っています.SVSで一緒に活動してみたいという方,とりあえず興味があるという方,是非ご連絡ください.メールはこちらから.

また,詳しいご案内は改めていたしますが,5月22日にはSVSの第1回目の公開シンポジウム(名称はまだ未定です)を行います.とても素敵なゲストをお招きしますので,是非お楽しみに.

調査月報2月号 後継経営者のリーダーシップを高める内省経験

日本政策金融公庫が出版する調査月報(2010年2月号)に寄稿しました.



タイトルは「後継経営者のリーダーシップを高める内省経験」です.

内省とは何か,何故内省がリーダーシップを高める上で有効なのかといったことについて述べ,事業承継をしたファミリービジネスの後継経営者の事例研究を通じて内省経験を深めるポイントを紹介しています.

内容にご関心のある方は是非ご一読頂ければと思います.

日経トップリーダー2月号 修羅場の後継学

ここのところすっかりブログでのお知らせが出来ておりませんでしたが,日経トップリーダーの連載「修羅場の後継学」は続いております.おかげさまでもうすぐ1年になります.

2月号は,「息子派と父派に分かれ社内が激しく対立」という内容です.毎号記事を書かせて頂く度に,ご自身の修羅場経験について取材に応じて下さる後継者の皆様には感謝の気持ちで一杯になります.メールでも同じ修羅場の境遇にある方や後継者の方々からメッセージを頂く機会が増えてきました.とてもうれしく思っております.ありがとうございます!

ご感想ご質問は大歓迎です.またご自分の修羅場経験について八木から取材を受けてもいいというご連絡もドシドシお待ちしております!メールはこちらから

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