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大切な一区切り

暦の上では冬が終わり、昨春からスタートしたプロジェクト演習・プロジェクト研究(いわゆるゼミに相当)もついに最終局面、卒業前の大切な一区切りの時期に来ました。先日、2月9日にプロジェクト研究論文の提出が締め切られ、私と一緒に学んだメンバー達は全員無事に論文を窓口に提出することが出来ました。

香川大学ビジネスクール(大学院地域マネジメント研究科)では、2年生になると修士論文に相当するこのプロジェクト研究論文に取り組み、指導教員の下で研究論文または実践的なビジネスプランの作成などを行うことになっています。

当研究科の学生の多くは社会人であり、昼間は企業や行政の場で活躍しながら夜間や土日に勉強するというかなり大変な毎日を送っているのですが、2年次に課されるプロジェクト研究はそうした彼・彼女らにとって卒業前の最後の試練となります。この試練を超えなければ、MBA(経営修士(専門職))の学位が授与されません。

ここには書きあらわせないのですが、仕事と家庭を抱えながらプロジェクト研究に取り組んでいく途中には、本当に大小さまざまな試練がそれぞれの学生の皆さんの前に立ち現れてきました。そんな試練の道中に、私自身はなかなか彼・彼女らのよき対話者、伴走者になりきれなかったという反省は沢山あるのですが(本当に申し訳ない)、今年もまたそれぞれが見事に試練を乗り越えてプロジェクト研究を完走してくれました。

私にとってももちろん感無量の瞬間ですが、仲間とともに努力を重ねてきた学生の皆さんにとっては特に格別の瞬間です。メンバーの一部の方が窓口に提出した後、私の研究室に来て、最終版の研究論文を手渡してくれました。

その時のメンバーから許可を得て、記念すべき瞬間の写真を紹介させてもらうことにしました(写真撮影、田中豊教授)。

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試練の中を共に歩んだ1年の重みを感じつつ・・・

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こんな感じでしっかりと受けとりました(左から山本さん、河原さん、八木、西坂さん)。



そして・・・

yorokobi.JPG

喜び爆発!!!

さあ、これで大きな一区切り。新しい挑戦に向け、またこれからがんばっていこう!!!