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実践型社会起業家論 経過報告(1月20日)

1月20日の実践型社会起業家論は税理士の脇坂誠也さんをお招きして行われました。

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脇坂さんは、20代の時に会社を辞め、海外青年協力隊の一員となってコートジボワールへ赴任され、帰国後に税理士の資格を取得されました。現在は社会起業家支援を手掛ける税理士の日本における草分け的な存在として知られている方です。本業の税理士としてのお仕事以外にも、社会起業家への会計知識の普及や全国のNPOの会計担当者のネットワークづくりなど様々な活動をされていらっしゃいます。脇坂さんが開設されている「NPO会計道」というブログには、脇坂さんの日頃の活動の様子だけでなく、社会起業家向けの会計知識がとてもわかりやすく書かれています。同ブログは、日本財団が主催するCANPANブログ大賞を獲得されていて、読者にとって読みやすい工夫がされており、私も参考にしたいと思っているおススメのブログの一つです。

講義は、「社会起業家の経営戦略と会計」と題して、社会起業家が任意団体からNPOや株式会社、LLC(合同会社)、新公益法人(一般社団法人と公益社団法人)など様々な法人格を取得していく上での選択のポイントや会計上の違い、将来的に認定NPO法人や認定公益法人を取得していくことの意義や認定の基準などについてお話をお聞きしました。

実践型社会起業家論の受講生で公認会計士をしていらっしゃる長田公仁さんのブログ「公認会計士・税理士長田公仁の挑戦」では、当日の授業についてのレポートがされていますのでご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

なお、脇坂さんに教えてもらった読みやすいブログを作るコツですが、これは脇坂さんのブログにもくわしく書かれているのですが、ブログに目次をつけることだそうです。脇坂さんはNPO会計の専門家としてブログ自体がその分野の解説書のような機能を持っているため、特に目次をつけることで読みやすさが増しています。私のブログでは、目次どころかカテゴリーもきちんと分けずにいる状態なので将来的な課題かなと思っています。

脇坂さん、貴重な学びをありがとうございました!