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山形出張:つながりを恢復する旅

先日,私の授業にもお招きさせて頂いている加藤雅則さん(株式会社アクションデザイン代表、CTIジャパン・フェロー)から逆にご招待頂いて,山形に出張してきました.加藤さんは今,東京と山形を往復する二拠点居住をされていらっしゃいます.今回私は,その山形で加藤さんと有志の方々がはじめられた新しい地域活性化プロジェクトの評価委員として訪問させて頂きました.

私にとって本当に久しぶりの雪国でした.その山形の中でも少し人里離れた集落の中の素敵な山小屋で加藤さんをはじめ有志の方々とインタビューの時間を持たせて頂きました.インタビューは,プロジェクト評価の話からは脱線しまくりで(笑),人や自然,歴史,心のあり方など深い話の連続となり,あっという間に時間が過ぎていきました.美しい山々に囲まれて自然を感じながら,ゆったりとそんなお話しをしていると,自分がこれまで超えようともがいていた内面的な壁に対して,ふと超えられそうな(超えたような)感覚を覚えました.とてもシンプルな言葉でしたが「自分の中心軸をしっかりと感じること,自然のように大きなものとのつながりを感じることが本当に大切ですよね」との一言が心に響きました.



こちらの山小屋でインタビュー



山小屋の裏手には熊戸岩と呼ばれる大きな岩が



山小山への移動はカンジキ!



芭蕉の句で有名な山寺にも訪れました.そこから見た美しい山々

香川に戻ってから,すぐに海が見える場所に行き,ゴロリと寝転んで空と海を眺めました.「なんて気持ちいいんだろう」と思いながら,いつの間にか空や海と自分がつながっている,あるいは一体化して溶け込んでいるような感じがしました.こういう時間が自分にとって本当に大切だったことに,今回の旅で気づかせて頂きました.

加藤さん,いつもながら本当にありがとうございました!元気百倍になりましたっ!



高松の青い空!(この写真だと広がりが伝わらないのが残念).