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ミラクルな日々(2)

2月7日は実践型社会起業家論の最終日でした.最終日の講師としてお招きした樋栄ひかるさんの講義は,私も含めて受講生皆のの心深くに残るものでした.



ひかるさんが示してくれたコミュニケーションの5つの要素は,「肯定的な自己概念をもつ」,「傾聴できる力」,「明確に意図を伝える表現力」,「感情のコントロール」,「自己開示」ということで,私もとても勉強になりました.自分を知ること,内省することの大切さは,私も色々な場やお話しをさせて頂いたり,論文等でもご紹介してきているのですが,本当に奥の深いテーマであると同時に実践が伴わなければ意味が無いことだと実感しています.ひかるさんの場合は,理論と実践のバランスが絶妙で,しかも存在感から伝わってくる輝きで皆を照らしてしまうような明るさがあって素晴らしいなと思いました.

授業の様子はこちらのひかるさんのHPにも詳しくご紹介頂いています.

http://plaza.rakuten.co.jp/enacomm/diary/201002080000/



授業運営も場の雰囲気を捉えながら臨機応変にアクティビティを変えられていて本当に素晴らしかったです.授業の最後に受講者全員でチェックアウト(1人1分程度で今感じていることを突っ込みや質問は無しで共有する)をしたのですが,皆さんの感想も素晴らしくて,聞いていた私自身がだんだん感動してきてしまって,本当にこの授業をしてよかったと思いました.

多くの方々に支えられてこの授業をすることが出来て本当にありがたく思いました.お世話になった皆様に心より感謝申し上げます.これからの新たな歩み出しを,さらに面白く,さらに実り豊かなものにしていきたいと思います!



皆さん,またお会いしましょう!

ミラクルな日々(1)

実践型社会起業家論が2月7日で最終回でした.最終回は樋栄ひかるさんをお招きしてのワークショップ.

コミュニケーションをテーマに,みんなで大笑いしながら楽しく学びの時を持たせていただきました.

当日の様子はひかるさんのHPにも詳しく紹介していただいていますので,ご興味のある方は是非こちらもご覧下さい.

http://plaza.rakuten.co.jp/enacomm/diary/201002080000/

私は今回の授業を通じて樋栄ひかるさんにはじめてリアルにお会いしました.ひかるさんに会って,お話しして,一緒に遊んで,笑って,授業を受けての私が受けた彼女の印象は,「本当に面白くて愛のかたまりみたいな人だなぁ!」というものです.尊敬する気持ちと親しみの気持ちと,両方を強く感じました.

ところで,ひかるさんに授業を依頼して実際にお会いするまでのいきさつもとっても楽しい時間でした.ひかるさんと八木がメールで授業のことをやりとりしているうちに,いろいろ話がふくらんで,途中の流れは省略しますが,最終的にひかるさんがミツバチの格好で高松空港に降りてきてくれることになり,だったら八木もミツバチのとまるフラワーになりましょうということで,空港での初対面はこんな形になったりしました.



ひかるさんのHPにも別の写真が.

http://plaza.rakuten.co.jp/enacomm/diary/201002060001/

(飛行場ですから警備の方の目にちょっとドキドキしましたが,特に注意されませんでした)

なんとひかるさんは飛行機の中でミツバチの格好に着替えられたとか.ありがとうございます!

こんな素敵な出会いを果たしたミツバチとフラワーは,ソーシャルベンチャーズ四国のメンバーが待つ仏生山温泉へ.この日は授業の前日ということで,ひかるさんをお招きしてBBQとミーティングをすることに.で,なぜだかそこでさらにこんなことに.



Art?

 
BBQ担当の2人 左:マックのドナルド,右:デーモン小暮閣下

 
ミスター・オリーブガイナーズ!

 

武田さんのうどんはプロ並みのおいしさ!!!




みんなでゲーム大会♪



記念撮影!

実はこの日のためにフェイスペインティング用の絵の具を買って準備していたんです.




想像以上に楽しいフェイスペインティング!

今回は思いっきりフェイスペインティングしながら,思いっきり真面目なミーティングをしようとしたらどうなるのかという新たな実験でもありました.

(実験結果は,皆がおいしいBBQとうどんに夢中になってしまってそもそもミーティングせずに終わってしまったためデータがとれませんでした...)

実験は失敗でしたが,楽しいこと,笑えること,一人一人が自分の個性を発揮しながらそれを互いに受けとめあえる場,そのような場には新たなものを生み出す力があると改めて感じました.

翌日のひかるさんのワークショップにはソーシャルベンチャーズ四国のメンバーも参加して,大盛り上がりだったのは言うまでもありません.

調査月報2月号 後継経営者のリーダーシップを高める内省経験

日本政策金融公庫が出版する調査月報(2010年2月号)に寄稿しました.



タイトルは「後継経営者のリーダーシップを高める内省経験」です.

内省とは何か,何故内省がリーダーシップを高める上で有効なのかといったことについて述べ,事業承継をしたファミリービジネスの後継経営者の事例研究を通じて内省経験を深めるポイントを紹介しています.

内容にご関心のある方は是非ご一読頂ければと思います.

日経トップリーダー2月号 修羅場の後継学

ここのところすっかりブログでのお知らせが出来ておりませんでしたが,日経トップリーダーの連載「修羅場の後継学」は続いております.おかげさまでもうすぐ1年になります.

2月号は,「息子派と父派に分かれ社内が激しく対立」という内容です.毎号記事を書かせて頂く度に,ご自身の修羅場経験について取材に応じて下さる後継者の皆様には感謝の気持ちで一杯になります.メールでも同じ修羅場の境遇にある方や後継者の方々からメッセージを頂く機会が増えてきました.とてもうれしく思っております.ありがとうございます!

ご感想ご質問は大歓迎です.またご自分の修羅場経験について八木から取材を受けてもいいというご連絡もドシドシお待ちしております!メールはこちらから

樋栄ひかるさんをお迎えしてワークショップします(2月7日)

この度,かなり長い間,ブログの更新をストップしておりました.何人かの方からご心配を頂き,申し訳なく思っておりました.また少しずつ書いていきたいなぁと思っています.気がついたら年も新たになっていました.本年もよろしくお願いします.

さて,本日はご案内です.

2月7日,樋栄ひかるさんをお招きしてワークショップを開催します.
これは私が担当する実践型社会起業家論の一環としてのワークショップですが,
今回は最後ということもあり,履修生以外にもより多くの皆さんにご参加頂きたいと思っています.

講師の樋栄ひかるさんは,インプロビゼーション(即興劇)のプロフェッショナルとして
国内外にて高い評価を受け
また社会起業家としても様々な分野でご活躍中の方です.
樋栄さんのホームページ(ブログ)はこちら
http://plaza.rakuten.co.jp/enacomm/
当日のワークショップは,樋栄さんのこうした素敵なバックグラウンドから
参加者皆で一緒に創っていく体験型の楽しい学びの場になると思います.

八木が持っている樋栄さんの印象は,とにかく明るくて,優しい方だなぁというものです.
実はまだリアルにはお会いしたことはないのですが
昨年に授業の依頼をしてからもう何度もメールのやりとりをさせて頂き
不思議なことになんだか昔からの友達みたいな気がしてきていて,
同時に樋栄さんの相手を包み込んでしまうような優しい感じにいつも楽しい気持ちにさせてもらっています.

樋栄さんは「Yes And で,すべてはうまくいく!(幻冬舎)」の著者でもあります.
同書から樋栄さんのメッセージを少しご紹介したいと思います,
樋栄さんは<Yes,and>ということをとても大切にされています.
以下,著書からの引用です.

<Yes, and>では,まず,他人の言葉やアイディアや気持ち,
その人の存在自体をすべて<Yes>で受け入れます.
そして,ただ受け入れるだけではなく,次に<and>で,
自分の思いや考えを融合させます.
適当に<Yes>と言うことは簡単ですが,
相手の意図をしっかりくみとらないと,
<and>へつなげていくことはできません.
だから,<Yes, and>を意識すると,
相手の伝えたいメッセージを理解しようと,
全身全霊をこめて相手の話に耳を傾けるようになります.
そこから,深い人間関係や,新しいアイディアが生まれてくるのです.
そして,<Yes, and>の考え方から生まれたのが
「それはちょうどいい!」という言葉.
どんな状況におかれても,どんな問題を押しつけられても,
まず「それはちょうどいい!」と言ってみることで,
誰でもポジティブシンキングができるようになる,「魔法の言葉」です.

<Yes, and>では,まず,他人の言葉やアイディアや気持ち,

その人の存在自体をすべて<Yes>で受け入れます.

そして,ただ受け入れるだけではなく,次に<and>で,

自分の思いや考えを融合させます.

適当に<Yes>と言うことは簡単ですが,

相手の意図をしっかりくみとらないと,

<and>へつなげていくことはできません.

だから,<Yes, and>を意識すると,

相手の伝えたいメッセージを理解しようと,

全身全霊をこめて相手の話に耳を傾けるようになります.

そこから,深い人間関係や,新しいアイディアが生まれてくるのです.

そして,<Yes, and>の考え方から生まれたのが

「それはちょうどいい!」という言葉.

どんな状況におかれても,どんな問題を押しつけられても,

まず「それはちょうどいい!」と言ってみることで,

誰でもポジティブシンキングができるようになる,「魔法の言葉」です.

以上,引用終わり.

今回のワークショップに
参加頂くときっと新たな体験と発見が沢山あると思います.
ご自分自身を,そしてご自分の所属する組織やコミュニティをもっと楽しく,
笑いと優しさにあふれた場にしたいと考える
全ての皆様にお勧めしたいプログラムです.

<プログラム詳細>
場所:丸亀町商店街壱番街にあるレッツホール.
(丸亀町商店街の皆様のご好意にてお貸し頂いております)
http://www.kame3.jp/service/let.php
日時:2月7日13時から17時50分
参加費用:無料
(本プログラムは日本財団からの助成金によって運営させて頂いております)
服装:ゆったりした動きやすい格好がいいと思います
講師:樋栄ひかる(Ena Communication Inc.)
プログラムコーディネート:八木陽一郎(香川大学大学院)

<お申し込み方法>
八木宛にメールにてお申し込みください.
なお,参加費無料となっておりますが
会場の収容人数の関係もありますので一定の人数を超えた場合には
お断りさせて頂くことがあります.予めご了承ください.
資料準備の都合上,申込みの締切は
2月3日までとさせて頂きます.
お早めにお申し込みください.

それでは当日お会い出来ることを楽しみにしております.

八木陽一郎
香川大学大学院地域マネジメント研究科准教授

SVP東京ネットワークミーティング♪

昨日,SVP東京さんのネットワークミーティングに参加させて頂きました.同イベントは告知するとすぐに席が埋まってしまうという人気イベントだそうです.当日は会場に100人以上の方々が来られていました.

私もソーシャルベンチャーズ四国(SVS)の設立の目的や経緯,今後の課題についてお話しさせて頂き,会場の皆さんと意見交換をさせて頂きました.その時の感想を一言で言うと「温かい場だったなぁ」というものでした.まだはじまったばかりの私たちの活動ですが,話していると皆さんが心から応援してくれているのが伝わってきました.しかもSVSのこれまでのはちゃめちゃストーリーって結構うけるんですね.楽しんでいただけたみたいでその点もうれしかったです.

話し終わった後でメッセージカードも頂いたのですが,これがまたびっしり書いてあって,しかもすごく心温まる応援メッセージでとってもうれしかったです.



同イベントはツイッターで同時中継されていたということでSVP Tokyo on Twitterで臨場感ある当日の記録を読むことが出来ます.こちらもなかなか面白かったです.

応援してくださった皆さん本当にありがとうございました!

呼んで下さった井上さん,岸上さん,そして徳永母さん,久しぶりに会えてうれしかった♪ ありがとうございました!!!

ついに認証申請書提出!

昨日11月30日,ついにソーシャルベンチャーズ四国(SVS)のNPO認証申請書を香川県庁に提出してきました.申請書の提出は郵送でもよいと言われていたそうですが,やはり記念すべき申請の瞬間を皆で分かち合い,記憶にとどめたかったので,仕事を抜け出して行ってきました.香川県庁とのやりとりを中心的に担ってくれた有光さんはお仕事を半休して高知からの参加でした.

しかも,これまでそんな人はいなかったそうですが,県庁の申請窓口で申請の瞬間を記念撮影し,さらにSVSの決めのポーズでもう一枚記念撮影.記念すべき瞬間の喜びを皆で分かち合いました.

そのようなわけで撮影につきあって頂いた県庁の皆様ありがとうございました!認証がおりる日を今から楽しみにしています!

The 記念すべき提出の瞬間!



そして決めのポーズ!



一人,大捜査線の青島風の人がいたのでこの日はこんな感じで決めてみました.

日本財団ブログマガジン:羽ばたけ!四国の社会起業家

最近の社会起業家関連の活動が日本財団さんのブログマガジンに紹介されました.

コチラです

ここ2週間くらいすでに年末モードでかなりお仕事がたて込んでおり,HPで情報発信ができていなかったのですが,こんな形でご紹介いただいて日本財団さんにはいつも感謝感謝です.

実践型社会起業家論は今年で2年目になり,日本財団さんにも2年間助成を頂いてきました.来年度からは,この実践型社会起業家論をきっかけにはじまったソーシャルベンチャーズ四国を起点に,学びの場作りやネットワークづくりをしていこうと考えています.日本財団さんにはこの2年間を離陸までの貴重な助走期間として頂いたと思っています.ありがとうございます.

SVP東京ネットワークミーティング 12月12日

 

◆第49回 SVP東京 ネットワークミーティング◆

 

〜忘年会スペシャル&SVPナイト!!〜
冬のソーシャルベンチャー・フェア

The 49th SVP Tokyo Network Meeting 2009年12月12日(土)

というイベントに私もソーシャルベンチャーズ四国の一員として出させて頂くことになりました.

同イベントのご案内ページはコチラ

このご依頼のお話があったときは,正直,「ソーシャルベンチャーズ四国はスタートしたばっかりだし,何を話したらいいんだろ???」と思ったのですが,畏友いのうえさんから「これまでのことをありのまま話してくれるだけでも価値があるから」と,背中を押すような呼びかけをもらったので思い切ってお受けすることにしました.

冬のネットワークミーティングということで,温かい場を皆さんと共有できたらうれしいなぁと思っています.

日経トップリーダー11月号 修羅場の後継学

遅ればせながらのご案内ですが,11月1日,日経トップリーダーの11月号が発売になっておりました.

今月の修羅場の後継学は「創業者の父が暴走し社内が大混乱に陥る」という事例です.親子という家族の関係性が企業内での上司と部下としての関係性にも強い影響を与え,複雑な状況が生み出されているケースです.

こうした複雑な状況にある親子間で,対話のきっかけや場作りをすることは,それまでの長いいきさつがあるために不可能のように思われていらっしゃる後継者の方もいらっしゃいます.しかし,そのような状況であっても後継者の方の内省による自己変革と,場作りの知恵を活かすことによって可能になる場合も少なくありません.誌面では紙幅の関係上その辺りのことを詳しくご説明できないのがちょっと残念です.



記事に関するご感想ご質問等はこちらからどうぞ.お返事は必ず出すようにしています.

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