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虎に噛まれました...

今日は香川県が世界に誇れる地域資源,動物園について少々書きたいと思います.

先日のワークショップでお友達になったクラウンのままれちゃんとカッシーくんのお誘いで,超ふれあい重視型の動物園「しろとり動物園」に初めて行ってきました.

ここではなんと虎とふれあうことが出来ます!

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こんな風に

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白いのもいます

係の人に聞いたところ「虎と触れ合えるのは日本でも多分うちだけでしょう」とのことでした.

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カッシーくんとままれちゃんも楽しそう

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と思ったら噛まれた...

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お尻にも…

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事故!?

とにかく香川にこんな素晴らしい動物園があるなんて全く知りませんでした.私だけでなく私の周りの方でも知らなかった方や行った事のない方が結構いました.あまりガイドブックなどにもとりあげられていないようです.主観的には面白さの点で世界レベルの動物園であり,貴重な地域資源なのですが,園内がガラガラだったのが本当に不思議でした.虎は来年の干支ですから,徐々に人気に火がつくかもしれませんが,とにかく一度行く価値があると思います.なんと言っても動物達に触れると幸せな気分になれますね.

なお,園長さんによれば「虎に腕を噛まれたら引くんじゃなくて,口の中にもっと押し込んでください.苦しくなって吐き出しますから」とのことでした...勇気のある方にオススメです.

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象にも触れる!

―香川で猛獣達と触れ合おう!―

クラウンがマネジメントを変える!

先日,実践型社会起業家の講師としてお招きする村上純子さん(緊急クラウンジャポン)が主催するワークショップ「ドクタークラウンになる!?」に参加してきました.

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講師の村上純子さんとシグリッド・ラシャペルさん

振り返ってみると,このワークショップは素人が好奇心程度に「クラウンって何?」ということを知るためのワークショップではないように思います.ワークショップのタイトルに「!?」マークはついていますが,あくまでも「クラウンになる」というワークショップでした.期間も4日間 計28時間というそれなりに長い設定です.クラウンや演劇について全く素人の私にとっては,参加するにもちょっと勇気が必要なチャレンジングなワークショップでした.

私自身は大まじめにクラウンの背景にある考え方や価値観,ノウハウが組織のマネジメントに役立つのではないか,それどころか組織マネジメントを変えるのではないかと考えています(村上さんには「そんなこと考えるなんてまじめだなぁ」と笑われましたが,職業なもので・・・).人と関わることを思いっきり楽しむこと,仕事をしながら思いっきり笑うこと,子供のような遊び心と好奇心を満載にして生きること,こういったことは多くの仕事の現場で欠けているのではないかとずっと思っていました.

人のモチベーションは気分や情動に大きく影響されます.しかし,私たちはその気分や情動になかなか効果的な対応を知らないのが現実ではないでしょうか.気持ちの奥底には相手への優しい想いがあったとしてもなかなか表現できない,場の気まずい空気を感じていてもそれをどう変えていいのかわからない,そういうことはよくあることです.

特にソーシャルベンチャーのようなお金や特定個人の強いリーダーシップだけで動かせないような組織では,「楽しい!」ということが参加者の気分や情動をポジティブなものに変え,参加者を引きつけ続ける大きな要因になりえます.したがって「楽しいを沢山作れること」がマネジメント上の大変重要な要因にもなるわけです.

ではどうしたら皆を楽しませることが出来るのでしょうか.クラウン流の答えは「自分が思いっきり楽しむこと」です.講師のシグリッドさんは「クラウンは思いやりのあるエゴイストであり,一番自分が楽しんでいるからそれを見ている観客も楽しくなる」とおっしゃっていました.そしてそれは決して人を笑わせようとして何か特別なことをすることではありません.シグリッドさん曰く「自分をクラウンとして提示しようとする必要はない.自分につながればよい.クラウンは自分につながれば出てくるもの」なのだそうです.

クラウンは日本語では「道化」と訳されます.皆の笑い者です.しかし,私は今回のワークショップを受けてクラウンの持つ奥深さに驚かされました.

シグリッドさんの次のお話が心に深く残っています.「階層社会の頂点というものがあるならば,その頂点の正反対を目指しているのがクラウン.クラウンは,誰もが持っている人間としての一部分であるバカバカしさ,ダメな部分,そういったものを自分の中に認めて透明に表現する.その時,観客はクラウンに優越感を感じる.しかし,クラウンが透明に自己を表現する時,観客はそのクラウンの世界に引き込まれ魅了されクラウンを愛さずにいられない.実は頂点から最も離れたところにいるクラウンが優越感に浸る観客の心の手綱をにぎっている.クラウンほどの大きな権力と自由はない」(言葉は少々私の記憶違いもあるかもしれませんが大意はこのようなことをおっしゃていたと思います).

だからこそなのでしょう,今回のワークショップで講師のお二人はクラウンの目的を「笑わせることではない」と明確に言い切ります.「笑わせようとしたら人は笑わない.自分が透明になること.そうすると相手はその中に入らざるをえない.一番ベースになるのは透明でなにもない自分自身.自分の呼吸.自分のエモーション」.透明な,自分自身の最も奥深くにあるスピリッツを分かち合うことがクラウンという存在の働きであり,クラウンの表現方法なのだろうかと感じました.ドラムサークルの師匠であるアーサー・ハルさんのメッセージ“Share your spirit”と驚くほど共通するものを感じます.

村上さんとシグリッドさんの師匠であるジャック・ルコックによればクラウンは「赤い鼻」という仮面をつける「世界一小さな仮面劇」なのだそうです.不思議なことですが,今回のワークショップを受けてみた後は,普段の自分の方が実は沢山の仮面をつけていて,クラウンとして自分を解放している時の方がずっと自分らしく思えたりもしました.

村上さんのワークショップは来月,実践型社会起業家論の授業でも3時間というとてもとても短い時間ではありますが開催いたします.受講される皆さんお楽しみに♪ 全員分の赤い鼻が用意されます.ビジネススクールでこんな授業めったに受けられませんよ!

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日経トップリーダー9月号 修羅場の後継学

本日,日経トップリーダー9月号が発売になりました.

今月も「修羅場の後継学 『自分はすごい』と勘違い 父のダメ出しで自省」という記事を提供しています.

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修羅場というものは誰しも避けて通りたいものだと思います.しかし,実際には経営者の方々の8割近くははそのような状況をご経験されています.取材を通じて見えてくることは,多くの経営者の方々にとって,そのような修羅場のような状況だからこそ深めることが出来る学びや,見えてくる自分や他者の側面というものがあるということです.

ご興味のある方は,是非一度手に取ってお読み頂ければうれしいです.

ご感想ご質問等はこちらからどうぞ.お返事は必ず出すようにしています.

それから話が脱線するのですが,トビムシ竹本社長のインタビューが同じ日経トップリーダーのHPに掲載されていました.

先日お会いしたのですが,竹本さんは「森林の再生」という日本にとってとても重要なテーマに取り組んでいらっしゃいます.岡山西粟倉村の「共有の森ファンド」はその取り組みの一例です.こちらのインタビューもご興味のある方は是非お読みください.

実は今月,竹本さんには香川に来て頂いてお話しをして頂けることになっているのです.このことは改めて別のエントリーでご案内したいと思います.

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