知的生産性の向上 内容および文献紹介
2008.05.18
先日、香川大学生涯学習教育研究センターが主催する公開講座で「知的生産性の向上」というセミナーを担当しました。受講生の皆さんには盛り沢山の内容でお疲れ様でした。
当ブログを見に来ていただいた皆様に少し概要を説明しますと、全2回(5月15日と5月22日)のこのセミナーは、1回目で知的生産性を高めるための基盤となる技術と知識(目的の設定とモチベーションの管理、効果的な脳・意識の活用法、リラックスした集中状態の作り方、勉強法および勉強時間の作り方、速読および読書法、マインドマップの書き方など)をお伝えし、来週の2回目で各種情報の取り扱い、仮説立案、調査分析、検証と結論づけといった論理思考のエッセンスあるいは一部をお伝えするという内容です。かなり欲張ったというか内容的に盛り込みすぎのセミナーなので、受講すれば必ずすぐに出来るようになるというわけではありませんが、ざっと全体像を捉え、今後何をどのように勉強・訓練していけばよいかの道筋がススッと頭に入ることを意図してプログラムを設計しました。モチベーション管理と勉強法についても時間を割いて解説しましたので、それらも参考に受講生の皆さんには今後楽しくノリノリの姿勢で知的生産性の向上に取り組んで頂ければと思っています。
受講生の皆さんからはセミナー後も大変熱心にご質問をして頂いたり、ご感想のメールなどを頂いたりしてとても嬉しかったです。ありがとうございました。
以下に受講生の皆さんからリクエストのあったセミナー内容に関連する参考文献のご紹介をしておきます。第2回目の論理思考に関連する参考文献は第2回目が終了してからご紹介します。文献の中には現在販売がされていないものも含まれているかもしれませんが、その点はご容赦ください。
―参考文献―
今年度の人事管理論休講について
2008.05.09
昨年度 私が担当していた人事管理論についてお問い合わせを頂きました。
ご案内が行き届いておりませんでしたが、今年度は休講となります。
受講を予定してくださっていた方、申し訳ございません。
その代わりに今年度は、後期に組織行動論と実践型社会起業家論を開講いたします。
どうかご了承ください。
藤沢鳳雛塾での授業
2008.05.08
今日は藤沢鳳雛塾でのディスカッション授業に香川大学の研究室から遠隔で参加させて頂きました。
ケースは先月私が作成したばかりの「高松丸亀町商店街振興組合の挑戦」が使用され、授業の最後に私の方でコメントをしました。
今回の遠隔授業は今までで機材的には最も簡素な仕組みで、
Skypeのビデオを使用して行いました。
受講生同士のディスカッションが行われた藤沢側の会場ではかなり高度な機材が使われているそうなのですが(高度な機材を使わないと音が割れて大変なことになります)、
単身で遠隔地から参加する側としてはSkypeでもそれほど問題なくいけるというのは思いがけない発見でした。
つまり、1台高度な機材を備えておきさえすれば、外部講師の方を遠隔で授業にご招待するコスト面での障壁はかなり下げられるという発見でした。
今後も遠隔授業はどんどんやっていきますから、こうした経験値をどんどん貯めて、色々学んでいきたいと思います。
藤沢鳳雛塾の皆さん、ケースリードをしてくださった松澤さん、本日はありがとうございました!
授業の風景はこんな感じでした。